ルフトハンザカーゴのMD-11F型機の『D-ALCD』が最後の運航を行い、運航ラインから外れたことがわかりました。
同機は5月30日に最後のフライトとしてカイロ発フランクフルト線を運航し、6月11日に地上駐機状態に切り替わったことが確認されています。
残るは『D-ALCA』と『D-ALCC』の2機となり、秋までに全機が退役となる予定です。なお今回地上運航ラインを外れた機材を含めた残り3機は、アメリカのウエスタングローバルエアラインズが購入する予定で、同社は既にルフトハンザカーゴで使用されていた4機を含む14機のMD-11を保有しています。
またルフトハンザは、同型機の後続機としてB777Fを既に9機導入済みですが、秋に導入予定の1機に加え、新たに1機を導入することを先日発表しており、計11機のB777FでMD-11Fの退役後の輸送能力をカバーする計画となります。
Photo : Lufthansa