韓国のLCCのイースター航空の買収先が2021年6月21日頃にも決定する見通しであることがわかりました。
同社は、2021年1月15日に裁判所に会社更生法を申請し、2月4日に裁判所が更生法の適用を決定し、現在新たな買収先を選定する段階にあります。今月14日には同社の買収を希望する企業の入札を行っており、21日にも買収候補が選定される見通しです。
現在のところ有力されていた大手食品会社のハリムが入札を見送ったことから、大手衣料品メーカーのサンバンウルの買収が有力とみられています。
乱立状態にある韓国のLCC業界ですが、コロナ禍でもその状況は変わらず、むしろ新規参入組が加わりより競争環境が悪化する状態となっており、イースター航空の再建は非常にハードルが高いものと言えそうです。