エミレーツ航空は、7月は30機のA380を運用する計画であることを明らかにしました。
これは航空需要が徐々に回復していることから同機の運用数を増やすもので、現在同社は15機~20機を運用していることから、7月はA380の運用機数を約2倍まで増強することになります。
新型コロナウイルスの影響により一時は保有する全118機が運航停止という事態に陥りましたが、ようやく約1/4の運用機数まで回復することになり、徐々に正常化に向かっています。また、欧米を中心にワクチンの接種が進み今後も航空需要の回復が予想されていることから、年内には更なる回復も見込まれています。
なおA380の投入予定路線は以下の通りです。
【A380投入路線】
ニューヨーク・ロサンゼルス・ワシントン・トロント・フランクフルト・ミュンヘン・ロンドン・マンチェスター・パリ・モスクワ・ウィーン・アンマン・カイロ・ジェッダ・広州