アメリカン航空は、航空需要の急回復により主にB737の乗務員の人員繰りが追い付かず先週末に約300便を欠航しました。
これはアメリカの国内市場の航空需要が想定よりも回復していることが主な原因で、休暇扱いとなっていたパイロットの復帰に向けた訓練も遅れています。航空需要は今後も回復が予想されていることから、7月には3,000便の欠航となることも想定されており、同社は対策が急務となってます。
またユナイテッド航空もパイロット不足に陥る可能性があるとみられており、アメリカでは今後も多くのエアラインが同様の問題に直面する可能性があります。
パンデミックからの回復により嬉しい悲鳴とも言える需要回復ですが、今後航空需要が回復することが期待される日本でも予め備える必要があるかもしれません。