航空ニュース

日本とEU間で航空安全協定(BASA)を発効 航空産業の負担を軽減へ

 国土交通省は、2021年6月30日にベルギー・ブリュッセルにて、「民間航空の安全に関する日本国と欧州連合との間の協定」(日・EU航空安全協定(BASA))の効力発生のための外交上の公文の交換を行い、同日から同協定が発効した事を発表しました。

 日・EUBASAは、EUとの間で、航空機等の民間航空製品の輸出入に際して行われる検査等の重複を取り除く ことにより、航空産業の負担を軽減し、民間航空製品の自由な流通を促進するとともに、航空の安全に関する日・EUの協力を強化するものとなります。

 同省は、 日・EUBASAの効果的な運用のため、引き続き、EUの航空当局との協力に努めるとともに、 日・EUBASAの対象の拡大(整備分野等)に向けて取り組む計画としています。

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