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成田・羽田空港をはじめとする本邦4社、新ウランバートル国際空港の運営を7月4日から開始

 三菱商事、成田空港、日本空港ビルデング、JALUXは、モンゴル国政府との合弁で設立したNew Ulaanbaatar International AirportLLC(以下「NUBIA」)を通じて、7月4日より、新ウランバートル国際空港(正式名称:チンギスハーン国際空港、以下「新空港」)の運営を開始すると発表しました。

 NUBIA社はモンゴル国政府とのコンセッション契約に基づき、今後15年間に亘り新空港の運営を担う契約となっています。

 運営においては、国内外において空港事業含め多数のインフラプロジェクトに携わってきた三菱商事、日本の2大空港である成田国際空港を運営するNAAと羽田空港の旅客ターミナルを運営する日本空港ビル、そして国内外の空港におけるリテール事業や海外での空港運営実績を持つJALUXの4社の知見を融合し、安全、安心と快適性を最優先した運営や、就航路線や便数の拡大、魅力ある商業施設の整備等を通じて空港のサービスレベル並びに収益力の向上を図るとしています。

 モンゴルの航空需要は新型コロナウィルスの影響を受けているものの、同国の政治・経済の重要拠点である首都ウランバートルを中心に中長期的な成長が見込まれており、将来的に新空港の重要性も高まってくるものと期待されています。

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