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トランスエアのB737Fがエンジントラブルでホノルル沖に不時着 対象機は機齢46年

 現地時間2021年7月2日、ホノルル発カフルイ行きのトランスエア810便が離陸後エンジントラブルが発生しホノルル沖に不時着しました。

 対象機(N810TA)は、機齢約46年のB737-200Fとなり、同機は午前1時33分にホノルル空港を離陸しましたが、離陸直後に第1エンジンにトラブルが発生しホノルル空港へ引き返すことを管制官へ伝えましたが、同空港に引き返す前にホノルル沖に着水しました。

 管制記録では、同機のパイロットは第2エンジンにも影響が及ぶ可能性や沿岸警備隊への連絡が必要との認識を伝えており、意図して海上に着水したものとみられています。現在までの情報では、同機の2名のパイロットは、沿岸警備隊により救助されたことが確認されていますが、2名とも怪我を負っており、深刻な状態で救急搬送されたと現地メディアは報じています。

 なお国家運輸安全委員会は、調査官を現地に派遣することを決定しており、今後事故原因の究明が求められます。Photo : Flightrader24

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