インドネシアエアアジアは、2021年7月6日から2021年8月6日までの旅客便を全便運休することを発表しました。
今回の措置は、ジャワ島・バリ島エリアで感染者数が急増していることを受けた政府の新型コロナウイルスの感染抑制対策に協力するものとしており、1ヶ月に渡り旅客便の運航を停止します。
ただしチャーター便および貨物便は、国民の帰国支援便や物資の輸送、その他の重要な目的のために、健康と安全に配慮した上で運航を継続するとしています。なお予約者に対しては、フライトの変更・払い戻しで対応します。
欧米では航空需要が回復基調にありますが、アジアではワクチンの接種が遅れていることから依然としてパンデミックから抜け出せないような状況が続いており、アジア地域での航空需要の回復は連鎖的に遅れることが予想されます。
Photo : Air Asia