オーストリア航空は、国際線機材となるB777型機を短距離路線に投入します。
投入される路線は、リゾート地として知られるギリシャのクレタ島行きとなり、ウィーン~イラクリオン線となります。
通常この路線は、短距離路線の主力機となるA320での運航となりますが、主に週末に国際線機材となるB777型機を投入し提供座席数を増加させます。
同様の取り組みは、同じルフトハンザグループのルフトハンザドイツ航空がスペインのマヨルカ島へのフライトにB747-8、A350-900を投入するなどしているほか、日本のエアラインも含め、国際線機材を短距離路線や国内線に投入する取り組みが多くみられるようになっています。
欧米を中心に国内線、近距離国際線の回復がみられており、この傾向が続き長距離国際線も回復基調に向かう事が期待されます。Photo : Austrian Airlines