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ハワイ州、昨日7月8日から入島時の検疫を緩和 レストランの収容人数も75%まで増加

 ハワイ州は、昨日2021年7月8日より入島時の検疫体制を緩和しました。

 これまではワクチン接種の有無に関わらず、本土からの旅客に対し72時間以内の陰性の検査結果を要求していましたが、昨日よりアメリカ本土からの渡航者で米国内にてワクチン接種を完了している旅客は、ハワイ到着後の自己隔離免除のための陰性証明書取得または自己隔離が不要となりました。

 またレストランの人数制限も緩和となっており、これまで定員の50%までしか認められていませんでしたが、昨日からは75%まで拡大しています。

 今後ハワイ州は、ワクチンの接種人口が70%に達した時点でウイルス対策の渡航制限や検疫を全解除する方針としており、現時点で完全接種済みが約58%、少なくとも1回接種した人口が約65%となっており、目標値に近づきつつあります。しかしながらワクチンの接種者数の伸び率は鈍化していることから、今後どこまで接種者数が伸びるのかは不透明でもあります。

 まずはアメリカ国内で全解除となった後には、ハワイの主要観光層である日本からの旅客が通常時に近い形で入国を認めることを検討しているとみられ、近くハワイへの渡航のハードルが下がることが予想され、あとは日本入国時の隔離期間のみがハードルとなります。

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