中国・青島の新空港となる青島膠東国際空港(ちんたおこうとう)が2021年8月12日に開港することが正式決定しました。
この新空港は、現在の青島流亭国際空港の混雑や、今後の航空需要に対応できないことから建設されたもので、当初予定していた2019年から約2年遅れての開港となります。
Photo :凤凰新聞
同空港は、北東アジアの国際ハブ空港とう位置づけとなっており、滑走路3,600mの滑走路を2本有し、将来的には更に2本の滑走路を追加しターミナルも拡張する予定で、2025年までに年間3,500万人、将来的には5,500万人の利用を想定しています。同ターミナルは、北京大興国際空港に似たヒトデ形のデザインとなっており、このデザインにより乗り継ぎ時間の短縮を図ることができるとしています。
また新空港の開港により、既存の青島流亭国際空港の発着便は全て青島膠東国際空港に移転する計画となっており、ANAの路線を含めた全ての日本~青島線が同日より移転することになります。