キャセイパシフィック航空は、イギリスのパイロットの拠点の閉鎖を検討していると現地紙が報じました。
この拠点閉鎖はコスト削減の一環として検討されているもので、これまでにトロントとバンクーバー、オーストラリア・ニュージーランド・ドイツの拠点の閉鎖を決定しています。
新型コロナウイルス以前の香港~ロンドン間は、一日5便が運航されるドル箱路線として知られ、ロンドンはパイロット拠点は主要拠点の一つですが、長引く新型コロナウイスの影響を鑑みて閉鎖を検討している模様です。
欧米よりも新型コロナウイスの影響による需要回復が遅れるアジアですが、その中でも国内市場を持たない同社は、とりわけ厳しい状況に置かれており、回復を見通すのも現段階では困難と言えます。Photo : Cathay Pacific
キャセイパシフィック航空、2025年までにA350の長距離路線において巡行中の一時的なパイロット1名での運航を検討 3名体制から2名体制へ