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エアアジアCEO、エアバスに発注し未受領の約350機の受領に意欲

 エアアジアグループは、受領を停止しているA320ファミリーの受領を、契約通りの発注数で受領する意思があることがわかりました。

 これはトニーフェルナンデスCEOが、シンガポールの外国特派員協会でインタビューを受けた際に明らかにしたもので、A321という素晴らしい飛行機を一機残らず導入することに注力しているとし、メーカーとの話し合いは順調に進んでいると説明しています。

 エアアジアグループは、A321neoを349機、A320neoを13機発注していますが、受領再開時期は未確定なものの、2022年末までに数機の受領を再開する可能性があるとみられ、今後グループ内の機材の更新を図ることになります。

 しかしながら同グループの長距離路線を担当するエアアジアXの発注分に関しては触れられておらず、今後この発注分を含めエアバスと協議を重ねていくものとみられます。

 なお現在エアアジアグループは、約10億リンギット(約260億円)の資金調達によって、運転資金を確保した上で、非航空分野を強化する方針を示しており、需要が回復するまでの間、他分野に注力する計画です。Photo : Airasia

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