アメリカン航空は、2021年4月~6月期の決算を発表し、純利益が約22億円(1900万ドル)の黒字となったことを発表しました。
新型コロナウイルスの影響を受け、赤字決算が続いていましたが、ワクチンの接種が進んだことにより国内需要が急回復しており、この影響を受けデルタ航空に続きアメリカン航空も黒字化に成功しています。なお国内需要が先行して回復するとの予測の下に、国内線において新路線の開設、増便を行ったことが功を奏したとみられています。
現在このような需要の急回復に対応するため、一時解雇した従業員を随時職場に復帰させており、2022年には1,000人以上のパイロットと800人の客室乗務員を雇用する予定としており、コロナの影響下からの脱却を目指します。
またビジネス需要も徐々に回復傾向にあり、リモートワークが減少し2022年にもビジネス需要が回復するとの予測も出ており、航空業界に希望の光が見えはじめています。Photo : Boeing