タイの航空各社は、政府に対し支援要請を行う方針であることがわかりました。
現在タイでは、変異株により1日の新規感染者数が1万人を超える日が続いており、爆発的な感染拡大となってしまっています。昨年までは感染の拡大を抑え込んでいる状態が続き、国内線の需要なども一定数ありましたが、現在では需要は蒸発した状態となっています。
このような事態であることから、タイの航空協会に加盟する7社は、政府に支援要請を行う予定となっており、タイエアアジアのTassapon BijleveldCEOは『すでに一部の航空会社で起きているように、航空会社の破綻を許せば、政府は来年の税収確保に苦慮することになるだろうと』と警告し、これまでにも政府からの支援がないことにも不満を示しています。
なお同氏は、当面需要の回復が見込めず、早くとも回復がみられるのは2022年半ばと予測しているとしており、今後1年で政府の支援がなければ、破産するエアラインが増えることを示唆しています。参考記事:Pattaya mail