エアインディは、B747-400型機を今後も運用を継続する計画であることがわかりました。
新型コロナウイルスの影響を受け、各国のエアラインは、軒並み大型機の退役を進めており、特に4発機に限っては即時退役となるなどしていますが、同社は今後も運用を継続します。
これは同国のV K Singh 航空大臣が明らかにしたと現地紙businesstodayが報じたもので、同大臣は「現在エアインディアが保有しているB747-400型機は4機で、その平均機齢は約26年です。現在4機のB747-400型機のうち3機がメンテナンス中であり、エアインディアはB747の運航を段階的に縮小する計画はありません」と述べたとしています。なお現在全機が地上駐機状態となっています。
多くのエアラインが、即時退役・段階的な退役を進める中での運航継続となり非常に稀なケースとなりますが、どのような背景事情があるのか、いつ運航を再開させるのか注目したいポイントです。Photo : wikimedia commons