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ブリティッシュエアウェイズ、12機のA380のメンテナンス契約を2027年まで延長

 ブリティッシュエアウェイズは、保有する12機のA380のメンテナンス契約を2027年8月まで延長しました。

 今回の契約は、これまで同社のA380のメンテナンスを担当しているルフトハンザテクニックとの間で交わされたものとなり、全12機が少なくとも2027年8月までルフトハンザテクニックのフィリピンの施設において同社が重整備を担当するものとなります。

 既にブリティッシュエアウェイズのSean Doyle CEOは、今後も同機を運用する方針を示していましたが、今回の契約が明るみにあったことで、同社の機材計画において、今後も同機が活躍することが決定的となっています。

 今回の契約に伴いブリティッシュ・エアウェイズのテクニカル・ディレクターであるDave Exon氏は、「安全は当社のすべての活動の中心であり、ルフトハンザテクニック・フィリピンが優れた水準のサービスを提供してくれた結果、既存のA380ベースメンテナンス契約を延長できたことを嬉しく思います」と述べています。

 またルフトハンザ テクニック・フィリピンのCEOであるElmar Lutter CEOは、「A380のベースメンテナンス契約をさらに5年間延長することで、ブリティッシュ・エアウェイズとの良好な関係を継続できることを誇りに思います。ルフトハンザ テクニック フィリピンでは、今後もA380航空機の整備に力を入れていきます。」とコメントを発表しています。Photo : Lufthansa Technik

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