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ユナイテッド航空、67,000人の全従業員に対してワクチンの接種を義務化

 ユナイテッド航空は、アメリカの67,000人の全従業員に対しワクチンの接種を義務化したことがわかりました。

 ユナイテッド航空では、6月15日以降、すべての新入社員にワクチン接種を義務付けていますが、この対象範囲を拡大し全従業員とすることで感染対策を強化します。なお医療上の理由や宗教上の理由で一部の例外を設けています。

 今回の措置は、食品医薬品局(FDA)がワクチンを緊急使用から正式承認する見込みとなったことを受けてのもので、ユナイテッド航空では10月25日までに証明書を会社に提出するよう求めています。

 また同社のScott Kirby CEOとBrett Hart 社長は内部向けの文書で『全従業員にワクチンを義務化するというこの決定に反対する人もいるでしょう。しかし事実は明白です。誰もがワクチン接種を受けると誰もがより安全になります。』と述べており、ワクチンの接種により、自身と同僚を守ることができると訴えています。

 予てから同社CEOは、ワクチンの接種の義務化の必要性を訴え、多くの企業がそうするべきであるとの立場を示していましたが、ここ数週間でアメリカを代表するグーグル・フェイスブック・マイクロソフト・ディズニーなどが義務化を決定したことで、同社もこの波に乗り義務化を推進します。Photo : UNITED

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