香港の新LCCとなるグレーターベイ航空は、2021年10月1日に商用運航を開始する計画であることがわかりました。
初便は、香港～北京線のチャーター便となり、現時点では航空運送事業許可(AOC)の取得を目指している段階となり、早ければ9月17日にも取得できる見込みとみられています。なお試験飛行は9月から予定している模様です。
Photo : weibo @飞来飞去的方小鱼
なお同社の取締役であるStanley Hui 氏は、認可取得ににおいて競合他社が妨害していることに不満を示し、『既存の航空会社が、新しい航空会社の市場参入を妨げたり、認可を遅らせたりするために、さまざまな手段を講じていることは驚くべきことではありません 』と述べ、暗にキャセイパシフィック航空が妨害していることを示しています。
既に初号機は、香港へのデリバリー待ちで広州空港に駐機しているのが確認されており、準備は順調に進んでいるものと推測されます。同社は、日本市場を主要市場と位置付けていることから、計画通りに進めば数年後には日本各地へ路線が展開されているはずです。
グレーターベイ航空、日本13都市(東京・関西・那覇・福岡・新千歳・中部・鹿児島・石垣・高松・広島・長崎・岡山・米子)への運航申請を香港当局へ提出
