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ハワイアン航空、従業員に対してワクチンの接種を義務化

 ハワイアン航空は、従業員に対してワクチンの接種を義務化することがわかりました。

 ハワイアン航空は、ユナイテッド航空・フロンティア航空に続きアメリカのエアラインでワクチン接種を義務付ける3社目のエアラインとなります。

 従業員は、11月1日までに完全にワクチンの接種を完了する必要があり、医療上・宗教上の理由で接種ができない場合を除いて拒否した場合は、解雇となる可能性があります。

 今回の決定において同社のPeter Ingram CEOは『他人の安全を確保すること以上に、我々の価値観を示すものはありません。安全性は空の旅の基本であり、私たちの運営とサービス全体に浸透しています。そしてそれは今回も同様です』と述べてます。

 現在までにアメリカの主要エアラインにおいては、上記エアラインが義務化しましたが、デルタ航空・アメリカン航空・サウスウエスト航空は義務化しない方針としており、判断は二分化しています。Photo : Hawaiian Airlines

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