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アマゾン、シンシナティ・ノーザンケンタッキー国際空港で「Amazon Air Hub」の運用を開始

 2021年8月11日、アマゾンは、シンシナティ・ノーザンケンタッキー国際空港に開設した新たな航空貨物ハブの運用を開始したことを発表しました。

 このハブの構築には、迅速な輸送を実現するために4年以上の歳月と15億ドルの投資が費やされ、週に数百万個の小包を処理する能力を有し、2,000人以上の雇用を創出する予定となっています。


Photo : Amazon

 80万フィートの仕分けステーションには、ロボットアームや移動式駆動装置などの技術が導入され、荷物の移動や仕分けを行うほか、建物の屋根にソーラーパネルを設置し、地域へ電力を供給する予定となっています。

 アマゾンは、貨物需要の急増により自社の航空貨物事業を拡大するための投資を急速に進めています。2021年1月にはB767-300型機を11機購入する計画を発表するなどし、輸送の分野でも拡大を続けいています。

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