タイ国際航空は、2021年1~6月期決算において最終損益が111億バーツ(約362億円)の黒字となったことを発表しました。
前年同期は280億バーツ(約914億円)の赤字でしたが、再建計画による債務整理や保有資産を売却したことにより利益を確保しました。しかしながら営業損益は143億円(約467億円)の赤字となっており、新型コロナウイルスの影響の長期化により引き続き厳しい状況が続いています。
タイ国際航空は、事業規模を縮小する計画で、既に16機のリース契約をキャンセルしたほか、2025年までに保有機材を103機から86機にまで減少させる予定です。
現在タイ国内においては、新型コロナウイルスの感染急拡大により混乱が続いており、これまで順調に回復していた国内線も大打撃を受けており、先が見通せない状況が続いてます。Photo : Thai Airways