アエロフロートロシア航空は、改装したB777-300ERの座席を公開しました。
この改修によりビジネスクラスは28席、コンフォートクラスは24席、エコノミークラスは375席となり、3クラス427席仕様となります。
ビジネスクラスにおいては、プライバシーを重視するためにスライドドアを採用したほか、追加のアームレスト、18.5インチのHDモニターと2メートルのフルフラットベッドを備えた個室となります。なおシートピッチは、エコノミークラスが80cm、コンフォートクラスが96cmとなります。
Photo : Aeroflot
また全ての座席に最新のPanasonic Ex3マルチメディア機内エンターテイメントシステムを提供しており、新作映画やクラシック映画、オーディオブック、ゲーム、子供向けチャンネル、シティガイド付きフライトマップなどを楽しむことができるとしています。
今後この改修機は、ドバイ、ニューヨーク、ロサンゼルス、マヘ、デリー、エレバン、ビシュケク、バク、タシケント、ハバロフスク、ウラジオストク、ペトロパブロフスク・カムチャツキーなどの国際線および国内線の人気路線すべてで運航する予定としており、新型コロナウイルスの終息後には日本路線に投入することも予想されます。
なお2021年末までに、さらに2機の同機の改修を予定しているとしています。