アリタリア航空の後継となるITA(Italia Trasporto Aereo/Italy Air Transport)は、イタリア航空当局より航空運送事業許可(AOC)を取得しました。
8月16日には、アリタリア航空の機材をレンタルして認証フライトを実施しており、無事認可を得られました。同社は、2021年10月15日から運航を開始する予定ですが、今回AOCを取得したことにより、商用運航が可能となり、予定通り日時に就航できる見込みです。
また、暫定ながら機体のデザインも公開されており、アリタリア時代同様に同国の国旗をイメージが強いデザインになる可能性が高そうです。
同社の長距離線用の機材はアリタリア航空のものを引き継ぎますが、今後機材更新をする予定となり、エアバスとボーイングの長距離線用の機材のどちらを選択するのか注目が集まっています。なお現時点では、同一メーカーに揃える可能性が高いとみられ、A350の導入が噂されています。Photo : ITA
アリタリア航空を継ぐITAが新機材をめぐりエアバスとボーイングと交渉を本格化 ボーイングは破格の70％の割引提示の可能性も
