アエロフロートロシア航空傘下のLCCのポベーダ航空は、予定していたB737MAXの導入を取り止めたことがわかりました。
同社のAndrei Kalmykov CEOは、世界的に同機の運航は再開されているものの、過去の墜落事故が原因となり、現在もロシア当局は同機に対し運航許可を与えていないことから、これが原因となりキャンセルに至ったとしています。
当初の計画では、B737MAXをリース会社のGECASから5機、SMBCより15機を導入する予定でしたが、これをキャンセルすることになります。なお通常では違約金が発生するケースとなるものの、両リース会社との間で、違約金は発生せず契約解除に至ったとしています。
現在同社は、44機のB737-800を保有しており、平均機齢は4.2年となっています。今後は国産機の導入が噂されるなどしていますが、今回の契約解除により機材計画がどのように変更されるのか注目です。Photo : Pobeda