カンタス航空は、2機のA380型機を退役させることを決定しました。
現在同社は、新型コロナウイルスの影響により同型機の運航を停止し、アメリカで全12機を長期保管し、需要回復次第全機を復帰させる方針としていましたが、この計画を変更し2機を退役させます。
また同社CEOは、2023年に6機が復帰する事を想定しているとしていましたが、この計画を前倒しし、2022年7月に5機を復帰させる計画に変更しています。この5機は、2022年7月からシドニー-ロサンゼルス線、2022年11月からシドニ~シンガポール経由~ロンドン線に投入する予定としています。なお残る5機は、引き続き2024年までに復帰することを想定しているとしています。
保有機材は数は縮小するものの、同社CEOは引き続きA380の需要に自信を示しており、カンタス航空は今後もA380の主要オペレーターとなることは確実です。Photo : Qantas
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