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キャセイパシフィック航空、ワクチンを拒否した従業員の解雇手続きを開始

 キャセイパシフィック航空は、新型コロナウイルスのワクチンの接種を拒否した従業員の解雇手続きを開始したと現地紙が報じました。

 同社は、6月にワクチンの接種を義務化しており、これを拒否した一部のパイロットと客室乗務員の解雇手続きを開始した模様で、規模は60~80名程とみられています。

 キャセイパシフィック航空は、ワクチン接種率を上げるために、ワクチン接種前の診察を無料で提供したり、粗品を提供するなどの取り組みも実施しましたが、最終的に応じなかった従業員は解雇処分とします。

 同社以外にもワクチンの接種を義務化したエアラインは多く、ユナイテッド航空・カンタス航空・ハワイアン航空なども同様の取り組みを実施しており、徐々に義務化するエアラインは増加しています。Photo : Cathay Pacific

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