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ビーマンバングラデッシュ航空の機長が操縦中に意識を失う 搬送され死亡を確認

 ビーマンバングラデッシュ航空の機長が操縦中に意識を失い、その後死亡するトラブルが発生しました。

 当該便は、2021年8月27日に運航されたマスカット発ダッカ行きBG22便となり、離陸後巡回高度に達した後に、機長が意識を失ったことから、副操縦士の操縦で同便はインドのナーグプル空港に緊急着陸しました。

 緊急着陸までの40分の間、客室乗務員が蘇生を試みたものの、着陸後搬送された病院で機長の死亡が確認されました。死因は脳出血で、機長は49歳でした。

 類似したトラブルは、過去にも起きており、2015年にはアメリカン航空のパイロットが心臓発作で死亡するなどの例があります。近年パイロットの省人化などが検討されていますが、実現にはまだまだか課題が多いのが現実となります。Photo : Biman Bangladesh Airlines

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