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シンガポール航空当局、B737MAXの運航停止措置を解除 東南アジアで2ヶ国目

 シンガポール航空当局/CAASは、2021年9月6日にB737MAXの運航停止措置を解除したことを発表しました。

 同機の運航停止措置を解除した東南アジアの国は、マレーシアに続きシンガポールが2カ国目となり、今後も継続して解除する国が増えていくものと考えられます。

 同国においては、シルクエアーがB737MAXを運航していましたが、運航停止措置の影響を受け、オーストラリアのアリススプリングスなどで長期保管していました。そしてシルクエアとシンガポール航空は合併となったことから、今後同機はシンガポール航空が運航することになり、今年度中には8機の新造機となるB737MAX8を受領する予定で、既存機と合わせて来年には14機体制になるものとみられています。

 今後同国のB737MAXのパイロットは、シンガポール航空当局は承認した訓練プログラムを受ける必要があるため、運航再開には数ヶ月時間を要する見込みとなります。

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