ドイツ空軍が今後受領を予定しているA321LRの初号機が塗装を終えてロールアウトしました。
この機材は、ルフトハンザテクニックがドイツ政府を代行して発注を行っており、エアバスより機材を受領後に内装工事を行いドイツ空軍に引き渡す予定となります。このA321LRは、既に発注済みで受領を開始しているACJ350-900XWBを補完するもので、主に軍人の輸送や、医療目的の輸送を行いますが、必要に応じ任務に適したレイアウトに変更されます。
現地紙によると、このA321LRは18の異なる内部構成に対応しているとし、136人~最大163人の乗客の輸送、6人の重症患者または最大12人の中等症患者の輸送を行うことができるとしています。
現時点で初号機は10月中旬にもドイツ空軍に引き渡される予定で、早ければ2機目も年内に納入される予定となっています。Photo: Bundeswehr