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アメリカ、入国制限を撤廃し外国人入国者にワクチンの接種を義務付けへ

 アメリカ政府は、11月初旬をめどに入国制限を撤廃する代わりとして、外国人入国者に対してワクチンの接種を義務付けることを明らかにしました。

 これまで3日以内の陰性証明証などがの提出などが入国の条件でしたが、今後はワクチンを接種していることが入国条件となります。この対策は、ワクチンの接種の有無を問わない現行よりも自由が制限されるため、水際対策の強化とみなされていますが、航空業界からすると、スムーズに入国できるようになることから、業績回復の追い風となりそうです。

 これまでに対象となるワクチンは発表されていませんが、欧州で多く接種され、アメリカで承認されていないアストラゼネカ製のワクチンが対象となるかや、免除されるとみられる子供の対象年齢が何歳になるかだど、いくつか今後の発表に注目するポイントがあります。

 ただ、アストラゼネカ製に限っては、効能を否定しているわけでなく国内ワクチンで数量を確保していることから承認されていないのが現状であるため、恐らくは承認されるものと考えられています。Photo : American Airlines