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デルタ航空、B737MAXの導入を検討

 デルタ航空は、B737MAXの導入を検討していることがわかりました。

 これは同社のEd Bastian CEOが9月20日に行われた自社のパイロット向けのウェビナーで明らかにしたもので、現時点で決定事項はないものの、ボーイングとB737MAXの導入に関する交渉が続いているとしました。なおアメリカの4大エアラインと言われる、アメリカン航空、デルタ航空、サウスウエスト航空、ユナイテッド航空で同型機を導入していないのは、デルタ航空のみとなります。

 同型機をめぐっては、サウスウエスト航空とユナイテッド航空が同型機の運航停止の影響が残る中で、格安に追加発注の契約をまとめたと言われており、デルタ航空も金額面での交渉が続いてることが予想されますが、各国の航空当局が運航再開を認可していることで、以前よりも値引率が低くなり、ライアンエアとボーイングは、追加発注の交渉が決裂しており、今後交渉が両社でまとまるのか注目となります。

 また同CEOは、B737MAX以外にも、中古機を含めたA350型機の追加導入も検討しているとしており、経済的に最新鋭機を導入する意向です。Photo : DELTA

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