FSC 機材 航空ニュース

ルフトハンザドイツ航空、18ヵ月振りにB747-400型機の運航を再開

 現地時間2021年10月1日、ルフトハンザドイツ航空は約18ヶ月振りにB747-400型機の運航を再開しました。

 同機が投入されたのは、フランクフルト発青島行きのLH786となり、運航はD-ABVXが担当しました。当初同社は、新型コロナウイルスの影響を受け同型機を退役させる計画でしたが、今後受領を予定しているB777Xの開発が遅れていることから、それまでの繋ぎとして同型機の復帰を決定しています。

Photo : Twente Airport

 復帰するのは、D-ABVM、D-ABVU、D-ABVW、D-ABVX、D-ABVY、D-ABVZ、D-ABTK、D-ABTLの計8機となり、投入路線は、オーランド・マイアミ・ワシントン・デンバー・ボストン・トロント・バンクーバー・ソウル・ドバイ・デリー・ムンバイ・バンガロールなどが予定されており、本格的な運用は冬ダイヤからとなります。

 なおB777Xのデリバリーが始まったとしても、順次置き換えていく予定であることから、当面は同型機が活躍する姿をみることができそうです。一部報道によれば、現在のところB777Xの承認は2023年後半以降になるとみられています。

B777X、テスト飛行中のトラブルなどが影響しFAAの承認が遅れる見込み ボーイングの信用は低下

ルフトハンザカーゴ、2機のB777の受領に伴いMD-11Fが2021年10月15日の運航をもって退役

ルフトハンザドイツ航空のA380型機の全機の保管所への移送が完了 最終機は翼を振ってFRAにお別れ【動画あり】