巨額の負債を抱え売却が予定されているエアインディアは、タタグループに売却される見通しであることがわかりました。
これはBloombergが報じたもので、政府の最終承認を経て2021年10月6日にも正式発表されるとしています。
エアインディアの売却プログラムは、政府主導で2017年に開始されましたが、その巨額すぎる負債(32億6,000万ドル/3550億円)などが影響し、売却先が見つからない状態が続き、一時解散を視野に入れるなどしてましたが、ようやく解決に向かう見込みです。
タタグループは、エアアジアインディアやビスタラにも出資を行っていることから、今後エアインディアを取得することになるとインド航空業界の再編に繋がらる可能性があります。なお現時点では政府がこの報道内容を否定していることから、10月6日に動きがあるのか注目となります。Photo : Air India