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国交省、小松空港の運営権売却の検討を進めるために民間ヒアリングを実施

 国土交通省航空局は、石川県の要望を踏まえ、小松空港へのコンセッションの導入可能性検討、事業スキーム案の検討及びその他必要な課題整理を行うことを目的として、幅広く意見を募集する民間ヒアリングを実施すると発表しました。

 同省は、関心を持つ事業者に対し関心表明書、守秘義務誓約書、ID申請フォームを提出するよう通達しており、今後どのような企業が名乗りを上げるのか注目となります。

 小松空港は、今年開港60周年となり、老朽化したターミナルの建て替えが検討されています。今後は、民営化を含め来年以降にまとめられる国の最終報告により、今後の空港運営の方針や計画が明らかになっていく予定となります。

 今年に入り、新潟空港や大分空港においても民営化に向けた同様のヒアリングが実施されており、地方空港においても民営化進むことが予想されます。Photo: 小松空港

国交省、広島空港の民営化で広島国際空港株式会社と30年契約を締結 将来的にホノルル・ヘルシンキ線を誘致

国交省、大分空港の運営権売却の検討を進めるために民間ヒアリングを実施

国交省、新潟空港の運営権売却の検討を進めるために民間ヒアリングを実施