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ハワイアン航空、B787-9型機の初号機を2022年8月に受領へ 日本路線にも投入予定

 ハワイアン航空が受領を延期しているB787-9型機(10機確定発注、10機オプション)の初号機の受領時期は、2022年8月を予定していることがわかりました。

 これは同社のPeter Ingram CEOが明らかにしたもので、初号機は8月に受領、2機目は2022年内に受領を予定しているとし、3機目以降は2024年~2027年に受領する予定であることを明らかにしています。また最初の路線は、アメリカ本土への路線を予定しているとしています。

 そしてJon Snook COOは、「日本、オーストラリア、ニューヨークなど、この航空機が提供する快適性と効率性を享受できる市場にとって、理想的な航空機となるでしょう」と語っており、今後ニューヨーク路線に投入後、日本路線にも投入する予定であるとみられます。

 同社のB787-9型機は、ビジネスクラス34席、エコノミークラス267席の計301席仕様で、現行のA330からビジネスクラスをほぼ倍増させ、座席配列も2-2-2から1-2-1へと変更し競合他社に引けを取らない座席へとアップグレードしたものとなります。また同社はB787をフラッグシップとして導入を進めるとしており、今後同社の長距離主要路線は、順次同型機が投入されることになりそうです。Photo : Hawaiian Airlines

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