タイ国際航空は、経営再建において42機の航空機を売却し、従業員数は最大50%を削減する予定であることがわかりました。
これは再建責任者のPiyasvasti Amranand 氏が明らかにしたもので、機種への言及は無かったものの、燃費性能が優れない機材を中心に42機を売却、16機を早期リースバックし、従業員数も最大50%削減する予定であるとしています。
この機材の削減計画により同社は、4種類58機で運用することになり、今後採算性の悪い路線は、コロナによる運休がそのまま続くことが予想されます。
また同氏によると、今月からワクチン接種済みの外国人旅行者を受け入れるという政府の政策が順調に進めば、2024年には利益を上げることができるとしており、今後は子会社であるBangkok Aviation Fuel Services (BAFS)の株式を売却する計画や、ベーカリーフランチャイズであるPuff and Pieをオークションにかける計画を進めるとしています。Photo : Airbus