ルフトハンザドイツ航空は、新たにリース導入する元フィリピン航空のA350型機の機内をそのまま使用する方針であることがわかりました。
先月同社は、Avolon、SMBC Aviation Capital Ltd.、Goshawkの3社のリース会社から4機の同型機を調達することを発表しましたが、これらの機材はフィリピン航空が経営再建のために早期リースバックしたRP-C3503・RP-C3506・RP-C3507・RP-C3508となります。
11月3日、Carsten Spohr CEOは、これらの機材に対しては、デザインに最小限の変更を加えるだけで、コスト削減も兼ねて改修費用を投じる予定は無いとし、「これらの機材に搭載されているビジネスクラスは素晴らしいもので、2023年に投入を予定する我々のシートほど良くはありませんが、現在のものよりは優れています。」と評価し、現行の座席を継続使用する方針としています。
またこれらの機材はミュンヘンで運用する計画とみられ、2022年初頭には同社は21機の同型機を保有する予定です。