アトラスエアは、ボーイングが生産する最後のB747型機を2022年10月に受領する予定であることを明らかにしました。
これはアトラスエアのJohn W. Dietrich CEOが決算発表で明らかにたもので、同社は2021年1月にB747-8Fを4機確定発注する契約をボーイングと締結しましたが、この4機を2022年5月から10月にかけて受領する予定で、最終機は10月を予定しているとしています。また同CEOは「ボーイングが生産する最後のB747がアトラスエアに納入されることを嬉しく思う」とコメントを残しています。
同CEOは、上記契約時に『747は航空史の中で永遠に特別な存在であり、アトラスエアへの長年の貢献に敬意を表します。我々は28年前に1機の747で運航を開始しました。アトラスエアが最後の747生産機を受領するのは適切なことであり、『空の女王』が今後何十年にもわたって世界の航空貨物市場で重要な役割を果たすことを保証します。』と声明を発表し、同型機最大のオペレーターとして今後も747を長年にわたり運航する計画を示しています。
今後ボーイングは、B747Fの後続機としてB777Xを開発するものとみられており、今月のドバイ航空ショーでプログラムが発表されるとみられています。Photo : Atlas Air