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エミレーツ航空社長、ヨーロッパでのコロナ第4波に警戒感

 エミレーツ航空のTim Clark 社長は、ヨーロッパで新型コロナの感染が拡大している状況に対して、第4波として影響が及ぶことに警戒感を示しました。

 同社長は、運航規模が拡大かつ需要も回復を続けている欧州路線において、今後第4波として運航に影響が及ぶ可能性が非常に高いとし、あらゆる懸念を抱いているとしています。しかしながら、問題を回避するのが得意であることから、やるべきことをやるだけであると、難局を乗り切る自信も示しています。

 なお現況においては、すでに需要が大幅に回復し利益を出し始めているとし、2022年末から2023年初めにかけて、コロナ以前となる正常な状態が戻ってくると予想しているとしています。

 また同社長は、コロナ以外にも原油価格の高騰が今後航空会社に影響を与える悪材料であるとし、今後15ヵ月くらいは乱高下すると思うが、我々は対処できるだろうとしています。Photo : Emirates

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