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エアリースコーポレーション、A350Fを7機発注 A350Fは初受注となりエアバスは同社の判断を称賛

 大手リース会社のエアリースコーポレーション(ALC)は、A350Fを含む111機の航空機を購入する契約をエアバスと締結しました。

 今回導入が決まった機材は、A220-300が25機、A321neoが55機、A321XLRが20機、A330neoが4機、A350Fが7機となっており、エアバスが新たに開発するA350Fは初受注となっています。

 今回の契約締結に伴いALCのSteven F Udvar-Hazy取締役会長『ALCは、非常に人気の高いA321LRおよびXLRバージョンのローンチカスタマーでした。そして今、我々はA350Fの最初のリース会社、A220の最大のリース会社となりました。当社は、A321を最初に導入するというビジョンを持っていましたが、A220とA350Fについても正しい選択をしたと確信しています。』と述べています。

 またエアバスのChristian Scherer COOは『ALCは先見の明を持って危機を脱するために最も望ましい航空機タイプの注文ポートフォリオを固めており、特にA350Fが貨物市場にもたらす圧倒的な価値を見抜いています。ALCの支持は、この貨物機市場における飛躍的な進歩に対する世界的な熱意を裏付けるものであり、A350Fを選定し、誰よりも早く最初の受注発表を行ったALCの洞察力に拍手を送りたいと思います』と述べています。Photo : Airbus

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