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ルフトハンザドイツ航空、B777XFの導入を検討

 ルフトハンザドイツ航空は、ボーイングが開発するとみられるB777Xの貨物機仕様となるB777XFの導入を検討していることがわかりました。

 これはB777Xのローンチカスタマーの一つであるルフトハンザ向けに、ボーイングが同型機をフランクフルトに運航した際に同社のCarsten Spohr CEOが明らかにしたもので、『777Xの貨物仕様は興味深いものです。今朝、ボーイングとそのことについて協議を行ったところです』と現地紙に対して述べ、導入を検討していることが明らかになっています。


Photo : Frankfrut Airport

 またエアバスが開発するA350Fについても言及し、『エアバスがB777XFに対して競争力のある航空機を開発することを歓迎します。このようなメーカー間の競争があってこそ、B777Xのような効率的な新型機を市場に投入することができるのです』と述べています。

 現在同社の貨物部門となるルフトハンザカーゴは、MD-11の退役後全てB777Fとなっていることから、今後導入する機材はボーイング機が濃厚とみられており、ルフトハンザにおいては、ボーイングのこれまでの貨物機市場の実績によりエアバスを一歩リードしているものとみられます。

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