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CMA CGMエアカーゴ、今後エアバスの主力貨物機となるA350Fを4機導入する覚書を締結

 海運会社・コンテナ輸送会社のCMA CGMグループは、A350Fを4機導入する覚書をエアバスと締結しました。

 これらの航空機は、同グループ傘下の2021年2月に設立したCMA CGMエアカーゴが運航する予定となります。なお現在同社は、A330-200Fを4機保有しており、2022年春からはB777Fを2機を導入する予定です。

 今回の覚書の締結に伴いエアバスのChristian Scherer COOは、「CMA CGMエアカーゴをA350Fの運航会社に迎えられることを誇りに思うとともに、同社の将来的な戦略的発展を支援でき、国際的な貨物企業に早くから支持されていることは、非常に喜ばしいことです」と述べています。

 A350Fは、ボーイングの牙城となっている貨物機市場において、それを切り崩すことが期待され、今後貨物市場におけるエアバスの主力機となる機材となり、今後それほど受注を獲得できるのか注目されています。なおエアバスにとって今回の受注は2件目となり、先日エアリースコーポレーションと、7機導入する契約を締結しています。Photo : Airbus

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