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エミレーツ航空とカタール航空がコロナ変異株の影響で南アフリカ路線を全便運航停止

 エミレーツ航空とカタール航空は、新型コロナウイルスの新たな変異株が南アフリカで見つかったことを受け、南アフリカ路線を全便運航停止措置とします。

 イギリスを初めとし、イスラエル、シンガポール、フランスなどが南アフリカへの渡航禁止措置を講じ、今後も続々と同様の措置を講じる国が出てくるとみられていますが、これに伴いエアラインも南アフリカへの運航便を停止する措置が広がっています。

 これまでにヨーロッパとアフリカ大陸の主要トランジットエリアの一つとしていたUAEのエミレーツ航空とカタール航空が南アフリカへの運航便を停止したことにより、今後も同様の措置を講じるエアラインが増えるものとみられ、変異株の出現によりも今後も混乱が続く可能性があり、南アフリカに滞在していた旅行者は孤立する可能性が出ています。またブリテッシュエアウェイズは、2022年1月から南アフリカのヨハネスブルク線にA380を投入する予定でしたが、これも影響を受ける可能性が出てきています。

 ヨーロッパでは感染が再拡大しながらもコロナとの共存で航空需要は回復を続けていましたが、今回の変異株の出現はそれに水を差すような出来事となりそうです。Photo : Emirates

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