ドバイ政府は、国有企業であるエミレーツ航空を株式上場することを検討していることがわかりました。
エミレーツグループ幹部のMaurice Flanagan 氏は、「政府は、会社の総価値の20~30%のIPOを検討する可能性を示しており、我々はその計画の中でうまくやっていくことになるだろう」と述べており、最大30%の売却により、90億ドルの資金調達が可能となるとみられています。
またエミレーツ航空のTim Clark 社長も上場を検討していることが事実であると認めており、「私は、これがエミレーツグループにどのような影響が及ぶかの指示を待っています。ドバイ政府がどうするかは彼ら次第ですが、私は基本的に指示に従うまでです。」と述べています。
ドバイ政府は、エミレーツ航空を含めた国有企業10社を証券取引所に上場させファンドを設立することを計画しているとみられており、今後株式上場した際には、エミレーツ航空の経営にどのような変化が起きるのか注目となります。Photo : Emirates