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ブリティッシュエアウェイズ、傘下新LCCの『BAユーロフライヤー』の2022年3月の就航を発表

 ブリティッシュエアウェイズが設立する新LCCの『BAユーロフライヤー』は、2022年3月にロンドン/ガトウィック空港を拠点に運航を開始することが発表されました。

 ブリティッシュエアウェイズは、アフターコロナにおいてレジャー客の回復が早いとの判断から新LCCを設立することを計画したものの、パイロット組合の反発により計画を断念したとみられていましたが、その後一転して合意に至ったことから、新会社の設立が実現してます。

 同社は、夏ダイヤ開始となる2022年3月末に運航を開始し、就航当初はブリティッシュエアウェイズから調達した3機のA320を使用しアムステルダム、ラルナカとパフォス、セビリア、テネリフェ、ベローナ、ランサローテ、ファロ、マルタ、カターニア、マラガ、ニース、マラケシュの13路線を開設し、その後5月までに18機体制に拡大させる計画としています。

 なお同社は、LCCとなりますが、運航乗務員などの給与面のコストカットで低価格を実現するとみられ、提供サービスはブリティッシュエアウェイズと同様のものが提供される予定となっています。

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