チャイナエアラインは、現在保有するB747FとA330の耐用年数を短縮したことを発表しました。
対象となるのは、現在保有するB747-400F×14機とA330-300×3機となり、前者はこれまでの計画の25年の耐用年数から1年短縮し24年、後者は計画された20年の耐用年数から2年短縮し18年へ変更したことが発表されています。
最も古いB747Fは2000年製造のB-18701となることから、今後数年内に退役が開始され、後続機の選定などが開始されるものとみられます。既に旅客型のB747-400型機の退役は昨年完了しましたが、今後貨物機においても徐々に退役が進むものとみられます。
また今後貨物機市場においては、エアバスが本格的に参入したことによりボーイングとの熾烈な争いが予想されていますが、チャイナエアラインは、エアバス機を導入する可能性があるのかも注目ポイントとなります。Photo : China Airlines