マレーシア航空当局(MAVCOM)は、国内の新エアラインとなる2社に対して運航ライセンスを付与しました。
対象となるエアラインは、マイ航空(My Airlines)とSKS航空となり、後者に関してはDHC-6型機を使用して短距離レジャー路線や本島と離島を結ぶ小規模なエアラインとなります。
今回注目されているのは、前者のマイ航空となり、A320型機で超LCC(ULCC)として年内にも運航を開始する予定です。情報筋によれば、将来的にはエアアジアに対抗する目的での設立とみられており、既に2機のリース契約を結んだとの情報があります。
マレーシアの国内線において絶対的な勢力を誇るエアアジアですが、先日には同社がPN17の指定になるなど、経営状況が悪化し以前のような勢いが失われたことも指摘されており、今後マイ航空はエアアジアに対抗できるだけのULCCに成長できるのか注目です。Photo : KLIA