エアインディアは、身だしなみチェックの一環として客室乗務員の体重(BMI)を測定する計画であることを明らかにしました。
これは、エアインディアの機内サービス部門が新たに身だしなみチェックの一環で取り組むものとして発表したもので、「規則に従って身だしなみを整え、手入れが行き届いている客室乗務員は、航空会社に対してポジティブでプロフェッショナルなイメージを与える」としてこの新たな取り組みを実施する意図を説明しています。
これに対し客室乗務員組合は、「BMIのチェックは客室乗務員に精神的なストレスを与えることになり、安全運航の脅威になる可能性がある」として反発しています。
エアインディアは、2009年に肥満により業務の効率が損なわれるとして9名の客室乗務員を解雇した歴史もありますが、時代が変化した現代において、今回の取り組みは物議を醸しそうです。なお今回発表された体重チェックにおいて、一定のラインを超えた際などに課される処分などは明らかにされておりません。Photo : Air India