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エミレーツ航空、太った客室乗務員の給料をカットか

 エミレーツ航空は、体重が増加した客室乗務員の給料をカットしていたと元従業員が明らかにしました。

 元従業員の話によると、エミレーツ航空には「外観管理プログラム」というものが存在し、通称『ウェイトポリス』と呼ばれる人により定期的に客室乗務員の体重を管理しているとしています。

 また体重管理プログラムの参加者には食事療法と運動計画が与えられ、管理人により進捗状況が確認されるものとなっており、目標体重を達成できなかった場合は、給料の減額となるケースもあるとしてます。また利用客から見える場所に入れ墨がある場合は、決して採用されることはないとし、客室乗務員の外見にこだわった経営方針であるとみられています。

 この報道に対しエミレーツ航空は海外紙に対して『お客様にはわかりにくいかもしれませんが、客室乗務員の責任は重大であり、安全のために、幅広い訓練と最低水準の体力が必要です。エミレーツのキャビンクルーは、揺るぎない優れたサービスを提供し、エミレーツが誇る安全で質の高い運航とサービスの維持に貢献する仲間であり、私たちの誇りです。社内の方針、既存または過去の従業員の具体的な機密事項については、コメントしません』としています。

 このような管理プログラムには賛否両論がありますが、エミレーツ航空には容姿端麗な客室乗務員が揃っていると言われますが、裏側ではこのような取り組みが行われているようです。Photo : Emirates

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